人間ドックってそういえば何?
健診と人間ドックの違いとは何だろう。
どちらも定期的に行う健康状態の検査である。
でも名称が違うのなら内容も異なっているはずだ。
今回は人間ドックについて少し掘り下げてみようと思う。
まず、職場などで受けられる健診や住民健診は基礎的な検査しか行われないのが一つ特徴である。
これでは十分な検査とは言えない為、さらに幅広く全身をくまなく調べる検査であったり、あるいは消化器官・循環器という風に特定の臓器や部分に特化して詳しく調べるのが「人間ドック」である。
例えば集団健診では不安を感じる方、特定の臓器に対して不安を感じている方は人間ドックを利用すると良いかもしれない。
また、全身をしっかり検査するとなると1泊2日の人間ドックが必要になったりするのだが、検査項目を減らして1日で完結させたり半日で終わるコース、気になる臓器に特化するなど選択することが可能である。忙しくてなかなか時間が取れない方の場合、自分がよく利用するエリアで行われている人間ドックに行くのもよいだろう。例えば日本有数の利用者が多い駅と言われる渋谷の近くにも人間ドックは存在する。乗り換えなどでほぼ毎日渋谷を通る人にとってはすごく有難いサービスかもしれない。
その人その人の事情に合わせて選ぶと良いだろう。
人間ドックの受診は原則自己負担となるのだが、民間の企業では所属する健康保険組合がその費用の全額もしくは一部援助してもらえる場合もある。政府管掌の健康保険や国民健康保険でも補助を受けることが可能だ。
気になった方は一度相談してみると良いだろう。