健康診断のヘモグロビンA1c、グリコアルブミンについて

ヘモグロビンA1cというのは、グリコヘモグロビンの一種で、血糖値が高いほど量が多くなるそうです。ヘモグロビンA1cが作られた割合は血糖値の過去数ヶ月の平均に相関することが知られているそうです。そのため、血糖値の平均値の指標となるそうです。
グリコアルブミンというのは、肝臓でつくられるタンパクであるアルブミンにブドウ糖が結合したものだそうです。
血糖や尿糖は食事や運動の前後で検査結果が変動するそうですが、ヘモグロビンA1cとグリコアルブミンはこれらの影響を受けずに安定しているのが特徴となるそうです。
ヘモグロビンA1cもグリコアルブミンも高値の場合は、糖尿病が疑われるそうです。
短期間に血糖コントロール状態の変化しやすい不安定な糖尿病や、妊娠糖尿病などではグリコアルブミンの測定が有意義となるそうです。
慢性肝疾患や慢性腎不全などヘモグロビンA1cが平均血糖値よりも低値なりやすい病気での血糖コントロール目標に用いられるそうです。
検査を受けるときは、ヘモグロビンAlcは貧血のときに一時的に平均血糖値に比べて低値になることがあるので注意して欲しいそうです。
ネフローゼになったときは、グリコアルブミンの平均血糖値より低値になるそうです。
ヘモグロビンA1cもグリコアルブミンも血糖コントロールということでは、万能というわけではないそうです。そのことから、血糖値を測定することも重要となるそうです。
糖尿病の人が日常生活で気をつけなければならないこととして、睡眠と休息を十分にとる、規則正しい生活をする、健康的な食事をする、運動を適度にする、たばこをやめる、お酒は控える、身体を清潔にする、爪の手入れをする、歯と歯肉の手入れをする、足の手入れをするなどだそうです。  

2020.03.06