LDLコレステロールについて

LDLコレステロールというのは、コレステロールの中でも低比重でリポタンパク質と結合したコレステロールだそうです。
LDLコレステロールは肝臓から抹消の組織にコレステロールを運搬するはたらきがあるそうです。
LDLコレステロール値の基準は、65～139mg/dlだそうです。
血液中に過剰に存在すると、血管壁に沈着して動脈硬化を進行させるそうです。
これを悪玉コレステロールと呼ぶそうです。
心筋梗塞や脳梗塞といった動脈硬化の原因となる病気のリスクの目安になるそうです。
LDLコレステロール値が高いほど動脈硬化が進みやすいそうです。
LDLコレステロール値が低いほど発症するリスクが低くなるそうです。
LDLコレステロールの高値だけでなく、中性脂肪の高値、あるいはHDLコレステロールの低値を示したりすると、動脈硬化が進みやすいといえるそうです。
冠動脈疾患が発症する頻度が高くなるそうです。
これらのいずれかの異常を示す場合に脂質異常症と診断されるそうです。
日本人は動脈硬化疾患、冠動脈疾患の発症が他の民族よりも発症が低いと言われていたそうです。
ただ、近年、食事や運動といった生活習慣が変化していったことで、日本人のLDLコレステロール値が上昇してきているそうです。
将来、動脈硬化が原因となる病気、とくに冠動脈疾患の発症を促進させるリスクの高い病的脂質レベルとして日本動脈硬化学会が予防重視の観点から脂質異常症の診断基準を設定しているそうです。病気のふるい分けをするための基準だそうです。
相対リスクが総コレステロール値180mg/dl未満の約1.5倍になる総コレステロール値220mg/dlをスクリーニング基準としているそうです。
LDLコレステロール値が境界域の場合は、リスクの高い病態を疑って、調べたほうがいいそうです。  

2020.06.05